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::ルワンダのこと。
だいぶ重たい話。

ルワンダに来て1年2ヶ月。
機会もなかったし、2年もいるし、
急いでいく必要もないと思って行ってなかった

メモリアル。

ルワンダは民族同士の虐殺で有名だけど(特に1994年)、
その痕跡を残してるメモリアルとか行ってなかった。

今日、日本からのお客さんが行くってことで
同行させてもらった。

服


心が凍った。 

って言えばいいのか。


涙もが出そうだったけど
なんだか気持ちが複雑で
涙は出なかった。

怖いし、悲しいし、信じられない。

人間ってそこまで残虐になれるんだろうか。



こわい。


普段ルワンダで生活してると
全然虐殺のこととか感じずに生活できるんだけど
例えば同僚とか、
私の知ってる人(16歳以上)は
みんな虐殺経験してるんだよな・・・
しかもそれってたった16年前の話なんだよな


最近だよ。。。



今日行った教会の一つでは
ジェノサイドサバイバー(虐殺で生き延びた人)が
ボランティアで説明をしてくれた。


なんかブログに書くのもためらわれるんだけど

でも、事実を知って知らせるのも私たちの使命?って思って綴ってます。



彼は当時8才で、この教会に逃げてきたとのこと。

それまでも何度か虐殺あったんだけど、
そのときは教会に逃げてれば助かったってことで
たくさんの人が教会に逃げてきたとのこと。

でも、94年のときは教会の中まで虐殺の手が及んで
その教会では1万1千人の人が亡くなった。

彼は6人の兄弟(3人のお兄ちゃんと2人のお姉ちゃん)、お父さん、お母さんと逃げてきたんだけど、
彼以外は全員殺された。

民兵が教会に入ってきて
まず二人をナタで切り殺して
その死体を並べてその上に立って
「今からお前らを殺す。ゴキブリを一掃する。」って演説して
6人を引っ張ってきて
その腕を切り落として
「これからお前ら全員殺す。バイバイ」って切り落とした腕を振って
虐殺を始めた。

知識層の人を選んで(彼のお父さんも)、
この柱の前に立たせて

柱

頭をハンマーで叩き割って殺した。

その後、4才以下の子どもを
その母親たちに柱に打ち付けさせて殺させた。
壁には今も血痕が残ってる。

それから、妊婦3人を教会の祭壇に横にさせて
「ゴキブリが生まれるのを阻止する」とか言って
お腹を切り裂いた。

祭壇


その血痕もテーブルクロスにそのまま残ってる。

で、それから女の人一人をレイプして
陰部から頭にかけて串刺しにして
さらに赤ちゃんを背中に負ぶわせた形で
胸から赤ちゃんまで串刺しにした。

それからマシェットっていうナタで次々に殺していった。

民兵は殺すのに疲れたら教会から出て行った。

ボランティアをしてくれた彼は
お父さんが殺されて、
それに抗議したお母さんが近所の人にナタで殺されたのを見た後、
お兄さんの指示で兄弟3グループに別れた。
彼は一緒にいたお兄さんの指示で
血の海の中で寝て、殺されずに済んだ。
お兄さんもお姉さんも皆殺された。

民兵が行ってしまった後、
軍隊が来て
手榴弾を投げ込んで最後のとどめをさした。
メモリアルの天井は手榴弾を投げ込まれたときにできた穴と血痕が残ってる。

天井


彼は、それから夜になるのを待って
生き残った16人と一緒に沼地に逃げたけど
そこにも逃げてきたツチ族と民兵もいて
結局また9人は殺されて7人だけが生き延びられた。

ルワンダはベルギー統治時にツチ族、フツ族って分けられて
優遇されるツチ族、冷遇されるフツ族ってことで
憎しみが生まれてきた。
民族間の殺し合いを何度も繰り返してきた。

最近はルワンダの発展は目覚しいし、
ツチ族もフツ族も関係なく協力してるっていうし、

今日説明してくれた彼も
復讐しようとかは思わないって言う。

でもでも、やっぱり憎しみのかけらは残っている。

そう思う。

自分の家族皆殺しにされて
殺した相手が今も近くに住んでいて
心穏やかに暮らすのってかなり難しい。

「葛藤なんてない」って言うけど。

実際、最近も手榴弾投げ込むようなテロみたいなことは起きてる。

ルワンダが二度と虐殺を繰り返しませんように。
サバイバーの彼が復讐なんて考えないって言って
トラウマを乗り越えようとしてるのが報われますように。

ルワンダの平和を心から祈ります。

お骨


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未分類  コメント(10)   トラックバック(0)  △ page top


<<prevhomenext>>
::
教えてくれてありがとうございました。
読んでてとても悲しくなったし、
日本兵も昔すごいひどいことをしてたって社会の時間とかに聞いた内容を思い出しました。
復習は考えないって言った彼、民族同士が協力し合ってるルワンダを尊敬します。
世界中のあらゆる場所で虐殺なくなれー!!
二度と起こるなー!!
編集 △ page top
::安全装置
人はとても残酷になれる。
でも、とても優しくもなれるはず。

第二次世界大戦の教訓として、戦争をしない、殺し合いをしない憲法や国際法ができてきたように、悪しきことも教訓として語り継がれることで、悲劇を繰り返さない安全装置となることを祈ります。

編集 △ page top
::
重たいね・・・重たい。
読んでてドキドキして、心臓が飛び出そうだった。
じっとしてられなくて 何だかそわそわして 
「どうしようどうしよう・・」って思った。
とても幼稚な感想だけど。

今回案内してくれた彼も含め、心の葛藤を見せないように生きていくって
人間らしく生きることを否定していくことのような気がして。
もちろん、復讐が生むものなんて更なる憎悪でしかないし
彼らを否定するわけじゃない。
そういう生き方をしている人がいるってことを知ることができて、良かったと思う。

彼らが、本当に心穏やかに毎日を過ごせるように祈ることしができないけど
どうかどうか神様・・・と思わずにはいられないね。
編集 △ page top
::>KOTA
そう。
日本も残虐なことやってきたんだよね。
ただ昔のことって思っちゃってるから
またルワンダと違う感じがするだけで。

想像を絶するほどつらいことと思うのに、
それでも加害者を許して共生しようとしている人たちがいる。

ほんと、すごいと思う。

彼らの努力が報われて欲しい。
悲しい歴史を繰り返すことのないように。。。
編集 △ page top
::>コージさん
ほんと、狂ってるとしか思えない残虐な出来事の数々。

でも、人間ってそこまで残虐になれるんだよね。たぶん。

悲しいけど。

ほんとに、こういう悪い歴史が安全装置になることを祈るよ。
そうじゃないとつらい思いをガマンしてがんばってる人たちが報われない。

繰り返す可能性を否定できないのがこの国の現状だけど、絶対繰り返さないで欲しい。
編集 △ page top
::>たろ
ルワンダでは虐殺は何度も繰り返し起きていて、それを止めるためには共生のためのガマンがどこかで必要なんだとは思う。
限りなく絶えがたく、限りなく難しいことだけど。

だからそうやろうとしている人たちをすごく尊敬する。

私のみている子どもたちとか同僚とかがそういうのに巻き込まれないことを強く祈るよ。
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::
何回も読んでしまう。
読むたびに苦しい。
感じる何かを無視することは簡単だけど、だけど、やっぱり逃げられない。

くみちゃんがそこにいる意味、できることは大きいと思う。
このブログもその一つ。って思うよ。
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::
チャイに住んでると、こっちの人たちにとって、日本人は虐殺を行った側です。チャイ人の中には、今でも日本人を「日本鬼子(リーベングイズ)」って呼ぶ人達もいます。
幸いにも、わたしは言われたことないけど。

日本とチャイの場合は国同士の戦争で、民族間の争いとは背景が違いすぎるかな・・・?でも、人はどこまで残虐になり得るのかとか、そういう時に自分ならどうするのかを考えさせられるという点では、同じ様な事だと思うのです。

ユダヤ人虐殺だって、アパルトヘイトだって、大昔の話じゃないもんね。
こういうことって、いつの時代もどこかで起こってて、いつ誰が巻き込まれてもおかしくない。被害者側に立つかもしれない。加害者側に立つかもしれない。でも、被害者側にはもちろんの事、加害者側にだって絶対に立ちたくない。

平和な世界を作るのって、世界中の人の平和への高い意識と、それを遂げる強い意志がないと実現しないんだろぅなー・・・。道は険しい・・・。


くぅー、現場に行って、すごくショックを受けたと思います。自分自身のココロも癒してあげてください。元気出してねー☆
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::>yuka
ほんと、色んな文化の違いも大きいけど、
虐殺を最近体験して、
しかも加害者と被害者がすぐ近くで暮らしているっていう、
ほんとにある意味、特殊な国に来ちゃった。

この国を理解するのは難しい。

今の今もそう思う。

馴染むのってなかなか大変だよ。

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::>hiromin
被害者にも加害者にもなりたくない、よね。
でも、その現場にいたらどっちかの立場に立つことを強要されたりするんだろうな。
怖いね、戦争って。

平和を作るって難しいね、
ルワンダ見ててそう思う。

今は、治安はいいし落ち着いてるルワンダだけど、憎しみは確実に残っていて、
絶対に繰り返さない!とは断言できないもんな、まだまだ。

道は険しいね。
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